モンブラン
- 3F 第三展示場 | か-49 (評論・研究|その他)
- もんぶらん
- ファビオ・ヴィスコリオージ
- 書籍|四六判
- 242ページ
- 1,800円
- https://editionf.thebase.in/i…
- 2018/7/20(金)発行
- 『モンブラン』ファビオ・ヴィスコリオージ著、大林薫訳(1,800円+税、ISBN 978-4-9908091-7-1)
「ポケットに入れて、背中にかついで、心に思って、僕はモンブランを連れていく。」
1999年3月、アルプス最高峰モンブランのふもと、フランスとイタリアをつなぐトンネルで火災事故が発生。著者ファビオ・ヴィスコリオージの両親は、そのモンブラントンネル火災事故で帰らぬ人となる。大惨事から10年以上を経て、ようやく書きあげた当時の衝撃、両親の思い出、家族の記憶。著者自身の心の再生を、創作を織り交ぜて綴った物語。(原書の刊行は2011年)
突然、事故や災害の犠牲者、被害者遺族になった。愛する人々の死を信じられないまま、気持ちの整理がつかないまま、時間だけが過ぎてゆく。怒りや悲しみはぶつける先が定まらないまま、消化不良状態でからだのどこかに残っている……。
忘れたようで忘れられない、癒えたと思っていた傷がまだ疼く。心のどこにも片づけることのできない思いを抱えている人に、読んでいただきたい一冊。
装幀家、司修氏による表紙・カバー・帯デザイン。
