波雲葵は、今年で二十八歳になる。高校時代の親友から仕事の依頼を受けた彼女は、その一つの案件と共に、卒業以来十年間先延ばしにし続けてきた青春の終わりがやって来たことを認めざるを得なかった。二十八歳の葵と高校時代の葵、それぞれの断片を行き来しながら、一つの青春の結末を辿る長編。
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