幻影か天籟か
- 1F 第二展示場 | A-06 (小説|ファンタジー・幻想文学)
- げんえいか てんらいか
- 兒玉弓
- 書籍|文庫判(A6)
- 138ページ
- 500円
- 2025/12/12(金)発行
- 「――向日葵と青い朝顔を目印にしたらいいよ。 ぼくも、そうしてきたから。」
高校生の青江晴海(はるみ)は、天籟(てんらい)の家と呼ばれている奇妙な館で、黒猫・ジャズの面倒をみながら留守番をするアルバイトを引き受けてしまった。
天籟の家には鬼神やら子どもやら、よく分からないものまで、様々な客が訪れる。
その上、黒猫ジャズは大半の時間をリビングにある箱——―通称「天の岩戸」――の中で過ごしていて、滅多に姿を拝むことはできない。
刀の舟、宙に舞う文字、父との記憶。
様々な事件に翻弄された晴海は、夏の底へと沈んでゆく。
『漏刻博士の都のこと』シリーズでは初めての、人間が主人公の物語です。
シリーズ6作目も暑い暑い夏の話です。
天籟は聞けるのか。
