文学フリマ大阪13新刊!
ダークメルヘン×サイコホラー×メタフィクション
「ようこそ、人生劇場へ」
闇の天蓋を貫き、零れ落ちるは光か、血か。
映写機の代わりに脈打つ鼓動、フィルムの代わりに滴る罪過。
誰にも知られぬ「誰か」の終幕と、密やかに芽吹く開幕が、
ゆるやかに、静かに、銀幕へ沈みゆく。
役を与えられた者は、自らが演者であることを知らない。
罪を纏った者は、自らが贖いを必要とすることさえ気づかない。
――いつまで他人事だと思える?
俺は観測を続けるだけ。 記憶の再生には、
「時間」だけを頂く。
だが、「役」を演じたなれの果ての時間は、
もはや誰の耳にも、その「真実の声」を届けることはできない。
忘却の海の中、揺蕩うだけ。
真実は捻じ曲がる。けれど、すべてが虚構とは限らない。
語られるものが真であるとは限らず
騙られたものが嘘であるとも言い切れない。
さあ、観客でいるつもりなら、
その席からまばたき一つせず見届けよ。
舞台へ上がりたいなら、遠慮なく。
開演のベルは――もう鳴り終えている。
▼セットリスト▼
第一曲【親友窃盗の悲愴曲】
親友なら、背中を押してあげるもの。
第二曲【円環虚偽罪の即興曲】
嘘は穴を開ける。穴は世界を呑み込む。
苛烈キネマ【発条少女へ捧げる円舞曲】
発条の鼓動、きらめく鈴、すべて望まれて動く。心が芽生えたら欠陥品
第三曲【終末告解の幻想曲】
世界は終わらない。だから人間は狂う。
再演・苛烈キネマ【おえらいさんへ捧げる鎮魂曲】
「おめでとう」 ――その祝福は、弾丸よりも冷たい。
至楽キネマ【忘却の雨より捧げる無伴奏曲】
真実は、いつだって忘れられる。 そこに誰がいたかは、もう思い出せない。
第四曲【無垢捕食の譚詩曲】
深紅の果汁が教えてくれた。 誰かって美味しい。
装丁:空鳥 ひよの 様(X:@Hiyono_Soradori)
サンプル(エブリスタ)
https://estar.jp/novels/26460713 ※BOOTHにて実際の組版をご確認いただけます。https://yuyakenosato.booth.pm/items/7256951 前奏曲のPVはこちら
https://www.youtube.com/watch?v=z5VcTQkU3nU&t=7s 本編のPVはこちら
https://www.youtube.com/watch?v=2BEMnKKIB2Q&t=1s