ミイラと花守
- 1F 第二展示場 | A-06 (小説|ファンタジー・幻想文学)
- みいらとはなもり
- 兒玉 弓
- 書籍|文庫判(A6)
- 152ページ
- 800円
- 2024/11/8(金)発行
これは、心優しきミイラと、冬を越えた花守たちの物語。
舞台は「漏刻博士の都」の八宮あたり。今年で最後の花祭りが失敗に終わり、夜話に遣われていた文楽人形が海へと逃げてしまった。心優しきミイラ・伊織は、人形が逃げるという怪異に途方に暮れる。
それでも伊織の一番の気がかりは、一緒に住む猫・アマゾンの体調のこと。そんな花祭りの客として遠路はるばるやって来たのは、神や妖や鬼たち。
来客のひとり、奇神・摩多羅神は、八宮の鐘をつきたいとねだったり、アマゾンの散歩を熱望したり。伊織は摩多羅神に振り回されるがまま、怪異へと巻き込まれてゆく。奇妙な夜話と鈴の音と桜吹雪に導かれて、花祭りは思いもよらぬ方向へと進みだす——。
