頑張れ。でも、頑張ったと思うな。
どう生きればいいのか。
人のために何をすればいいのか。
そして、「自分」とはいったい何なのか。
そんな根源的な問いをめぐって、ブッダと弟子スブーティの対話は始まります。
「見返りを期待するな!」
「肩書きは肩書きに過ぎない」
「自分はいない、他人もいない」
「私は誰も、何も救わない」
話が進むほど、私たちが「当たり前」だと思っていたものが、次々とひっくり返っていく――。
登場人物は、ほぼブッダとスブーティの二人だけ。
なのに、その掛け合いはどこか一大哲学ふたり漫才のようでもあります。
難解な仏教用語をできるだけ日常の言葉に置き換え、この不思議な対話のグルーブをそのまま楽しめるように訳した『金剛経』です。
読んだあと、世界がほんの少し違って見えるかもしれません。
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(通常価格1,430円)
「般若心経が好き」という方にも。
『金剛経』もまた、「空」の思想を説く般若経典のひとつです。
さらに本書には、弘法大師空海が『般若心経』を読み解いた『般若心経秘鍵』と、短編仏教典『不思議光菩薩所説経』の超訳も収録しています。
◆目次 ※各章の後ろに( )で原題を記しました。
<別訳【金剛経】>
- イントロダクション(法会因由分)
- ブッダ、語り始める(善現起請分)
- すべてを救うために(大乗正宗分)
- 見返りを期待するな!(妙行無住分)
- ものごとの正しい見方について(如理実見分)
- いつの時代にも信じてくれる人はいる(正信希有分)
- 教えない、教わらない(無得無説分)
- 全てを生み出すもの(依法出生分)
- 肩書きは肩書きに過ぎない(一相無相分)
- とらわれない心を持つべし(荘厳浄土分)
- どちらが多いか?(無為福勝分)
- 仰げば尊し(尊重正教分)
- 究極の真実(如法受持分)
- そして君たちは(離相寂滅分)
- 馬の耳に念仏(持経功徳分)
- イジメられてもメゲることはない(能浄業障分)
- 自分はいない、他人もいない(究竟無我分)
- 流れを見切れ!(一体同観分)
- 「する」ことは「しない」こと(法界通化分)
- 真実と外見は関係ない(離色離相分)
- 「教え」も「人」も存在しない(非説所説分)
- 得るものはない(無法可得分)
- 完全なる平等の実現方法とは(浄心行善分)
- くらべようもなく素晴らしいこと(福智無比分)
- 私は誰も、何も救わない(化無所化分)
- 外から見ても、わからない(法身非相分)
- 何も滅びないし、断ち切らない(無断無滅分)
- 成果の配分にこだわるな(不受不貪分)
- 行かない、来ない(威儀寂静分)
- 部分と全体は同じではないし、違うものでもない(一合離相分)
- 真の「理解」とは(知見不生分)
- 偉大なる結論(応化非真分)
<般若心経の秘密(般若心経秘鍵)>
- 「観自在菩薩」から「度一切苦厄」まで
- 「色不異空」から「無所得故」まで
- 「菩提薩埵」から「得阿耨多羅三藐三菩提」
- 「故知般若波羅蜜多」から「真実不虚」
- 「故説般若波羅蜜多咒」から「菩提薩婆訶」
- Q&Aコーナー
- あとがき
- 総集編
<不思議な光を放つ少年の物語(不思議光菩薩所説経)>