第九会議室 創刊号
- 1F 第二展示場 | E-09〜10 (小説|エンタメ・大衆小説)
- だいくかいぎしつ そうかんごう
- 筒井透子 他8名
- 書籍|文庫判(A6)
- 288ページ
- 1,000円
- 収録作品一覧(9作家16作品)
ひゃくぶんのいち 本多あにもる
アイアンハート 高木大吾
燕/太郎/火 ジロウ
バス、その車窓 影山空
僕のババロニア/手の平の星空 南﨑理沙
銀河の動脈/伝書天馬ー翼のレクイエム 船曳秀隆
我が自転車所在不明にて 森岡大
口風琴十穴奇譚/蝶の骨/夜を牽く男 旦部辰徳
神様にでもなったつもりかい?/葉子さんの休日 筒井透子
編集後記から抜粋
私たち第九会議室は、大阪の谷町六丁目の小説学校の一室で出会い、集まった団体になります。年齢は二十代から五十代までとバラバラ、職業も、編集者、国家公務員、医療、福祉、美学関係、社会の教師、警備員、元和菓子屋、学生、などなど、バラエティに富み、合評中もそれぞれの専門知識が飛び交います。つぶあんとこしあんの地域性、など。
小説を書く、という共通点だけで集まったメンバーですが、もちろん小説の好みも書くものもバラバラ。全員が強烈な個性を持っていて、私、筒井はいつも、ここにいると自分が凡人であることに悩まされます(そしてそれも否定されます)。
今回、この強烈な個性を皆様にも広く読んでいただきたくなり、同人誌発足となりました。9名から16作品も集まりました。掌編から中編までバラバラ、ジャンルもバラバラ。自己紹介を集めてみたらそれもバラバラ。さてはとんでもない闇鍋が仕上がると思いつつ、集まったものを通しで読んでみたところ。なんでしょう、各人の個性はそのままで、案外ひとつしっかりと芯の通った、統一感のある何かが立ち上ってきたのは、意外でした。
少し不思議な純文学、といった趣の作品が集まったと思います。自信を持ってお届けいたしますので、お楽しみいただけましたら幸いです。
