華やかなりし天平の都で政権を握った藤原史の四人の息子たち――武智麻呂、房前、宇合、麻呂。
ときの左大臣・長屋王を排斥し、後に天然痘で病死したとされる彼らが、若かりし頃に目にし、求めたものは何だったのか。
【収録作品】
・身よりあまりて(袁比良から見た父・房前の話)
・雨中に咲く(武智麻呂と房前と彼らの母の話)
・杪夏(宇合と長屋王家の話)
・徒花(豊成から見た叔父・麻呂の話)
・四海のほとり(四兄弟の話)
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