付属のノベルティ冊子つき。ネタバレ満載のため、本編読了後にお読みください。
南方の小さな国、ムジーク王国。
過去にまつわる因縁は、ついに形となって現れました。
国王トーンは、国王として背負ったものと大切な人の命を天秤にかけ、苦悩します。
そうして出した結論と、それに伴う新たな葛藤とは――
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【あらすじ】
◆第10話 国王の葛藤と決意
スラーは、ムジーク王国が大好きでした。
優しい国王さまと王妃さま、本当のきょうだいみたいに接してくれた王子さまと王女さまたち――そして何より、あの人がいてくれたから。
あの人が辛そうに、悲しそうにしているところを、もう見たくない。
少女の小さな身体に宿した決意は、やがて大きな炎となって国王トーンの心を突き動かすのでした。
◆第11話 国王と決戦の舞台
準備を整え、グランディオ皇国へと突入する国王トーン一行。
そこで待ち構えていたのは、皇帝グラッセの歪んだ笑みと――
◆第12話 国王と愛の大団円
物語は、ハッピーエンドへ。
◆エピローグ 国王と明日への軌跡