こちらのアイテムは2023/1/15(日)開催・文学フリマ京都7にて入手できます。
くわしくは文学フリマ京都7公式Webサイトをご覧ください。(入場無料!)

花が咲く頃の土

  • い-02 (詩歌|現代詩・散文詩)→配置図(eventmesh)
  • はながさくころのつち
  • トナカイ/松本慎一
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 66ページ
  • 1,300円
  • よい旅を よい出会いを 時として ひとりの夜を
    その道行きで見つけた美しさを きみは記憶と呼ぶのかもしれない ぼくが詩と読んでいるそれを
    (「シトロン」より)

    写真家・詩人のトナカイさんの第二詩集。 この詩集の生まれをうれしく思う多くの人と同じ気持ちで、第一詩集に引き続き装幀を担当させていただきました。
    誰もが体をたずさえて旅をしている。 季節の道を、雨雪や強い陽射しに降られながら、あなたも旅をしている。アルバムをゆっくりめくってゆくような感覚に、隔てられたわたしたちが隣り合っていることを思い出す。この体のふるえ、この体で踊ったこと、思いきり駆けたこと。生きていることの輪郭をそっと撫でるような言葉たちが胸に確かな灯りを分けてくれる。それは手のひらの熱のように、ささやかで忘れがたいもの。 生きていくことの傍らにそっと差し出したい詩集です。

    【作者のことば】 2019年に発表した第一詩集『すべてのあなたの記憶』に続く第二詩集です。 ちょうど未知のウィルスが世界中に広まった2年間、遠くに行かずに遠くを思い、じぶんの暮らしを見つめ、近所の川原を歩き、あたまのなかを行ったり来たりして、様々な思いが募っていきました。 おそらく古今のいろんなひとが言ってきたことなんだろうけれど、人生こそが旅なのかもしれない。終着駅が死ぬことだとすれば、いま僕はどのへんを歩いているのだろう。そんな風なことを考えて書いた詩です。 揺れるこころを抱えながらも、生を手放さずにいるひとたちに握手するような気持ちで三十三篇を収めました。おまけとして「芽が出たどんぐり」のしおりをお付けします。
    トナカイ
    https://twitter.com/tonakai https://www.instagram.com/tonakaii/

    【もくじ】
    • 一月は赤い実を連れて
    • 世界の終わり
    • シトロン
    • 駆けていく
    • 二月の雪
    • ユキヤナギ
    • 硬い黄土色の気持ち
    • 三月の扉
    • 花が咲く頃の土
    • みずみずしい草
    • 君は春
    • 四月一日
    • バス通り
    • 心臓
    • 五月の風
    • あじさい通り
    • 夏至
    • 猫の詩
    • 六月のダンス
    • 夏の砂丘
    • ここにいる
    • 八月の手
    • 灯台
    • うたたね
    • 九月の君
    • 十月の草
    • 十一月の木
    • 小麦
    • 十二月のマリア
    • クリスマスの詩
    • 濃霧の街
    • 呼吸
    • チャイ


    【仕様】 66P/148✕105mm(文庫)/本文白黒/2021.12 おまけ:「芽が出たどんぐり」のしおり 付 メッセージとサイン 付

    【装幀について】 本文用紙は第一詩集と同じく、復興支援用紙モンテシオンを使用。やわらかな白色と指なじみがあたたかな紙です。表紙の次に来る遊び紙は本のためのカーテン。お菓子の包装紙などにも使われ、繊細さが特徴的な純白ロール紙はこの詩集の入り口を守るにふさわしい紙と思えます。トナカイさんの詩集を作るときは特に、言葉が書かれていない余白も読み物としてそこに在るものとして制作をしている気がします。沈黙が、無音が、空白がさびしいものとならないように。詩の言葉が持つ力、読む人の手を握ることのできる力を、一冊に満たすためのデザインを心がけました。

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