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沈みつつあるアフターピル

  • う-30 (小説|純文学)
  • しずみつつあるあふたーぴる
  • サラバ道徳先生も下ネタが言いたい
  • 書籍|A5
  • 300円
  • 染よだかとなつみの合同誌。

     一人きりのベッドは海だ。三度目のセックスを最後に先生は死んでしまった。結婚を言い訳に仕事を辞めてから自分を慰めることが日課になっている私は、 ゼミの飲み会の席で死人となった先生と五年ぶりに会う。海の底には死んでもなお財宝を守り続ける海賊の亡霊がいるという。 今更何を借惜しむことがあるのだろう。 私たちの関係はもうとっくに終わっているのに。 (染よだか「沈みつつある」)

      一万円札を財布に入れて家を出る。婦人科でアフターピルを処方してもらうためだ。タブレット菓子のような頼りない小さな粒 は、90%妊娠を防いでくれるという。二月ぶりのセックスだった。避妊に失敗したのは由也なのに、ピルを辞めた私が責められた。アフターピルのやけにどギツイピンクは、幼いころに妹と遊んだバービー人形の唇の色に似ていた。 (なつみ「アフターピル」)

    「先生」をめぐる、 女性としての生きづらさを描く二篇。

    染よだか/@shimeso43
    なつみ/@nathumi0451

    サラバ道徳先生も下ネタが言いたい 

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