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忍嚆矢

  • 6F | い-10 (小説|純文学)
  • しのびこうし
  • 上住断靱
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 162ページ
  • 900円
  • http://ameblo.jp/y-takata/ent…
  • 2016/11/23(水)発行
  • 上住断靱が過去に書いた四編。伊賀忍者を中心とした忍者小説短編集。
                                                                  
    「鷹の目」(たかのめ)
    甲賀忍者、杉谷善住坊は鉄砲の腕に自信を持っていた。
    信長狙撃依頼を機に天下に名を轟かせるべく、信長狙撃に挑むが……。

    「野火の銀八」(のびのぎんぱち)
    秀吉の四国攻略、蜂須賀小六より四国一宮城貯水池破壊の命を受けた川並衆、小野銀八郎と長宗我部忍者、竹内虎之助との攻防。

    「雨請山砦」(あまごいやまとりで)
    甲賀武士、望月猪太郎は名を上げるべく子分を連れて、天正伊賀の乱に蒲生軍として参戦するが・・・・・・。

    「忍嚆矢」(しのびこうし)
    天正伊賀の乱において伊賀、島ヶ原党代表の富岡忠兵衛は不戦を示すが、自らは伊賀を守るために決戦の地、比自山へと一人駆ける。公と自を分けた冷静ながらも血気盛んな彼は、戦場で何を見たのか。

    「耳須弥次郎」(みみすやじろう)
    織田信雄との戦い、勝った伊賀衆。
    勝利に酔いしれる皆を余所に耳須弥次郎はある決断をする。

    最後によくわかる解説と参考文献つきです。
    主人公は実在した忍者をモデルにしています。

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