こちらのアイテムは2026/8/2(日)開催・文学フリマ香川3にて入手できます。
くわしくは文学フリマ香川3公式Webサイトをご覧ください。(入場無料!)

僕の名は。

  • え-22 (小説|エンタメ・大衆小説)
  • ぼくのなは
  • バーニー
  • 書籍|A5
  • 696ページ
  • 500円
  • 2026/8/2(日)発行
  • 人生とは何なのか? 自分とは何なのか? を問い続ける長編小説。

    人の名前には、その人生が刻まれる。幸せな名前には幸せな人生が。実りのある名前には実りのある人生が。満ち足りた名前には満ち足りた人生が。そして、惨めな人生には惨めな名前が刻まれる。名前を変えれば人生が変わり、人生が変われば名前も変わるのである。 姓名変更師とは、その名前に刻まれた人生を書き換え、その人を幸福にする職業である。僕はある日、自分の人生の書き換えを試みたのだが、どういうわけかデータの書き込みに失敗。人生は破損してしまう。僕は記憶を失い、名前を失った。 自分が何者なのかわからない。呼ぶ名も無い。途方に暮れた僕の前に現れたのは、生意気な舞子だった。舞子は僕の名前を復元すべく派遣された姓名変更師だったのだが、彼女はそれが現実的でないことを指摘し、全く別の人生を書き込むことを提案する。僕はそれを頑なに拒否し、好意を寄せてくれていた女の子に連絡をしたり、タイムカプセルを盗掘したり、時には同窓会に忍び込んだり、自分の名を取り戻すために奮闘する。でも、その度に、名を失う前の自分が惨めな人生を送ってきたことを思い出し、涙を流す。  舞子と衝突を繰り返し、それでも心を通わせ、二人で過去に迫っていくのだが、僕の人生とは、絶対に思い出してはならない悲惨なものだった――

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