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夜明けの少年 お話の始まり

  • か-11 (小説|その他)
  • よあけのしょうねん おはなしのはじまり
  • ake
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 72ページ
  • 1,000円
  • 2026/8/2(日)発行



  • ​夜明けの少年  お話の始まり
    絵と文:ake

    「母さん、うち、また賑やかになるよ」
    パンデミックが奪った日常の果て、凍てつくゲルの二重扉の向こうで、僕らの新しい家族が始まった。 


    【あらすじ】

    冷え切った白い空気、降り積もった雪。

    草原の国に生きる6歳の少年・ユルのもとに、長旅から帰った父・バータルが抱えてきたのは、見知らぬ泥だらけの幼い男の子だった。

    ​男の子の名は、チョウ。3歳。 

    世界を襲ったパンデミックによって両親を亡くし、ショックからか言葉を失ってしまった少年。

    ​ユルたちの家族もまた、大好きな母親を同じ理由で亡くしたばかりだった。

    残されたのは、不器用でどんぶり勘定な父親と、怒りで寂しさを隠す9歳の姉・エイコ。
    そして静かに家族を見守るオユンばあちゃん。

    家計は大赤字。
    おかずは一品ずつ減っていく。
    自分たちの生活だけで精一杯の冷たいゲルのなかに、ぽつんと投げ込まれた「よその子」。

     ​最初は憤り、戸惑う子どもたち。

    しかし、温かな塩入りのミルクティーを囲み、お互いの傷に触れ、笑い合ううちに、凍りついていた時間がゆっくりと動き出す。

    ​これは、過酷な自然のなかで寄り添い合い、本当の「家族」になっていくひとびとの、優しくも泥臭い、長い夜明けの記録。


    【本作の見どころ・魅力】

    ■ モンゴル遊牧民の暮らしをリアルに描く
    作者自身のモンゴルホームステイ経験をもとに、ゲルでの生活や食文化、草原の空気まで、五感で感じられるような描写を目指しました。

    ■ 傷ついた少年たちが家族になる物語
    母を亡くしたユルと、両親を亡くし言葉を失ったチョウ。
    悲しみを抱えた二人が、少しずつ家族になっていく物語です。

    ■ シリアスだけでは終わらない温かさ
    喪失や貧しさを描きながらも、笑い合い、支え合う家族の日常を大切に描いています。


    試し読みはXのトップのポストから。
    https://x.com/yoakenosyounen


    ※自分用に一冊作る記念も兼ねての少部数頒布です。在庫限りとなります。
    現時点では増刷予定はありません。

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