狂世の中、謡いし彼らに敬礼を。
- け-17 (小説|ライトノベル)
- きょうせのなかうたいしかれらにけいれいを
- 煮凝り
- 書籍|文庫判(A6)
- 104ページ
- 1,000円
- クオッツェリア帝国、という国を聞いたことがあるか。はるか北に位置する、忌々しい国のことだ。その国は荒野と険しい山々、極寒の海に阻まれた自然の要塞で形作られた国で、加えて魔法陣によって厳重に護られている。
そこに住むのは人間ならざる化け物たちで、人間によって迫害された化け物の唯一の楽園。そこにはまだ見ぬ多くの資源や鉱石なんかが眠っていて、手に入れば数多の国が発展するだろうよ。おまけに害にしかならない、気色悪い化け物も駆除したら英雄だ。
だが、この千年。それは成し遂げれなかった。どうやっても出来なかったんだ、その国を守護している六人の幹部と一人の国王ーー『七つの大罪』と呼ばれるバケモンたちによって。
これは、各々の正義と後悔が交錯する狂った世界で、日々を謳歌している人成らざる者たちの物語である。
カクヨム内で書いたものを未公開も含め、十話まとめたダークファンタジー短編集です。
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