シルク航路〜ホール・アウェイ〜
- う-36 (評論・研究|文化研究)
- しるくこうろほーるあうぇい
- 国内産黒米
- 書籍|文庫判(A6)
- 148ページ
- 700円
- 2023/2/26(日)発行
- 海賊黄金時代に翳りが見えた西暦1701年。
南海にて、イカロス海軍船ジョージ・セイル号が消息を絶った。
その直前、少年はジョージ・セイル号から海賊船チャルチウィトリクエ号へと厄介払いされたため一命をとりとめた。 少年の名はシルク。 愉快な20人の海賊との出会いと、脅威との戦い、そして別れの王道の海洋冒険小説が始まる。
アステカ神話と海賊の、交わることのないファンタジー作品です。
-サンプル-
ジョージ・セイル号
西暦1701年。かの有名な大海賊キャプテン・キィルが処刑された年。奴の亡き海には平和がもたらされたと、誰もが思っていた。
イカロス海軍のフリゲート船、ジョージ・セイル号は南海を航行していた。ピンと張る横帆は航路を順調に進ませ、インテガに向けて一日でも早く着きたいといった感情を見せているようだった。船員たちは皆、港を待ち望んでいる。何故なら、食糧が尽きかけ、連日の強い日差しにより倒れる船員が現れていたからだ。そして何より、反乱だ。このジョージ・セイル号では反乱が起きていたのである。
反乱による混乱で、見張りが誰もついていなかった!船員たちは皆船長室へ集まっている。その時だ、大きな横波が船を押しやったのは!
「海賊だ、海賊船だ!」
