こちらのアイテムは2026/10/4(日)開催・文学フリマ福岡12にて入手できます。
くわしくは文学フリマ福岡12公式Webサイトをご覧ください。(入場無料!)

中東 カフェのある街角で

  • C-20 (評論・研究|食文化・料理・グルメ)
  • ちゅうとうかふぇのあるまちかどで
  • 久保健一
  • 書籍|四六判
  • 304ページ
  • 2,199円
  • https://note.com/cafebaghdad
  • 2026/9/15(火)発行
  • 新聞記者として中東を取材し始めてから二十数年。カイロ、イスタンブール、アンマン、ベイルート、テヘラン。各地を訪ねるたび、私は街角のカフェに腰を下ろしてきました。

    取材を終え、ひとりで紅茶を飲む。水タバコの煙の向こうを眺める。店主と言葉を交わす。猫が足元を通り過ぎる。何をするでもなく、コーヒーの粉がカップの底へ沈むのを待つ。

    いまはSNSや地図アプリを使い、短い旅でも名所や人気店、絶景を効率よく巡ることができます。しかし、予定をひとつ減らし、知らない街のカフェに入って、ただそこに座ってみる。そんな時間のなかで、初めて見えてくる風景もあるのではないでしょうか。

    イラク戦争や「アラブの春」など、大きな出来事を記者として追ってきました。その傍らには、記事にはならない人々の日常がありました。初の単著となるこの本では、そうした「ニュースにならなかった中東」を描いています。

    「自分も、知らない街のカフェに座ってみたい」。読み終えた方に、そう思っていただけたらうれしく思います。


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