北からの帰還
- F-06 (ノンフィクション|ルポ・ドキュメンタリー)
- きたからのきかん
- 東内拓理
- 書籍|A5
- 22ページ
- 500円
- https://hasshou.com/products/…
- 2026/10/4(日)発行
- 北朝鮮による日本人拉致事件で、拉致された人が船で運ばれた港町「清津(チョンジン)」、そこはかつて、日本人の祖母・野中アツ子が仕事で渡っていたところだった。2002年の小泉純一郎元総理の訪朝で実現した拉致被害者の帰国とその後の調査で、その港町の名前が出て、自身の戦争体験を祖母は口にするようになった。
1945年8月13日、日本に原爆が落とされ、続くソ連軍の侵攻開始から四日後の早朝、北部朝鮮・清津(チョンジン)にいた日本人住民に避難指示のサイレンが鳴るも、民間人向けの避難列車は既に出た後だった……。長女を妊娠し臨月だった筆者の祖母は、いかにして出産を乗り切り帰国したのか。
筆者の祖母が生前に残した手記と口伝を元に、6年にわたる調査(事実確認)と執筆で書き上げた、一人称視点のノンフィクション短編小説です。9000字前後と読了まで30分もかからない字数で、日本統治下の朝鮮半島から引き揚げた若き妊婦の旅路を記しました。
巻末には元在外邦人への交付金の手続き書類をカラーで掲載。
