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沖縄移住記 果報をさがして 8 years

  • G-23 (ノンフィクション|エッセイ・随筆・体験記)
  • おきなわいじゅうきかふーをさがしてえいといやーず
  • 伊藤七日
  • 書籍|四六判
  • 196ページ
  • 1,200円

  • 北海道から沖縄に移住して8年。 西表島のリゾートバイトから始まった沖縄移住の現在地とは―? 北海道「あさひかわ新聞」に毎月綴った、8年分の移住記をお届けします。

    ただ暮らしてみたいという理由だけでやって来た、出身地とは真逆の気候の沖縄。
    自分が観光客と何も変わりはないと思っていた最初の数年。
    労働を対価にしただけの「お気楽な移住」だと感じていた季節があった。

    自然豊かなやんばる(北部地域)で、キャンプや釣りに没頭し沖縄の水辺で遊ぶ楽しさに夢中になるも、一度外に出てみたいと感じて、2023年、家を引き払い車中泊旅に出た。

    慌ただしく日本縦断を終え、通関士の資格を生かし再び沖縄に戻ってはじまった、移住の第2期。
    那覇市で車を持たない都市生活を楽しむもやはり北部に戻りたくなって、地域と深くかかわる営業という仕事に初挑戦する形で、北部での生活を再スタートした、はずだったけれど―?

    たびたび変わった仕事。住む家。コミュニティ。
    時間をかけて地域との関係性を育て、地に足を着けて暮らしたい。
    そう思う一方で、いつも仕事と生活の間にある深い溝に戸惑い、この生き方でいいんだっけ?と足踏みをくり返しているような気がする。

    ひとりであるがゆえに、自由すぎて、自分に正直すぎるがゆえに、ややこしい。
    生まれ育った北海道とは何もかも真逆の土地で、どんな風に日々を過ごし、何を感じていたのか—
    行ったり来たり、ジグザグと折れ曲がって、いまだ落ち着かない沖縄移住の、8年間の記録です。

    |目次|
    2018|海を通う/ナチュラルでいることしかできない

    2019|夏の匂いと山鳩の声/桜の山に暮らす/うりずんが訪れて/リゾートのとなりの日常/島から島へ/うりずんの花/梅雨明けの報せ/夏は続く/九月の雪景色/ゴーヤと台風/二度目の引っ越し/景色を広げたい

    2020|いつも雪が降っている気がする/春を望む心は同じ/暮らした街のメロディ/かけがえのないうりずん/梅雨の功績/沖縄で考える自由について/二十九回目の夏は終わらないで/大きな海に自分を映して/会社で台風ナイト/三年目の振り子/ハブはこわいけど/ゴーサイン

    2021|焚火の香りの部屋にて/まだ見ぬ魚を追いかけて/泳げない海へのゆめ/時間を取り戻す方法/人生をそのまま夏休みにしたい/ひとり川辺に立つときは/海をうけとったなら/少年の性分/お気楽な移住/沖縄にいるのに、沖縄が恋しい/たゆたう軽石の下に/元の世界には戻れない

    2022|楽園/過去から学ばない/強くやさしく/ハンモックをたずさえて/大雪山のまなざし(北海道帰省編 ①)/川のゆく先は(北海道帰省編 ②)/沖縄へ帰る(北海道帰省編 ③)/次の扉をひらく/台風が過ぎた後には/ちゃんぷるーの国/五年目のガイダンス/十二月のサービスデー/

    2023|いい年明け/みかんはむいてもらうもの/旅立ちのしたく/果報を呼ぶ風/石垣島にて/真実はその人だけのもの/小さな島の寛容

    2024|戻ると決めた場所のこと/すべてあたらしい二月/波のあいだからの景色/レコード屋の光景/木漏れ日に住みたい/雨の街の歩き方/夏の気付き/冒険は終わらない/めぐり合わせを問う/愛車は翼、風は沖縄/見慣れているのに輝いている/北風が教えてくれること

    2025|島の少年と冬の花/久しぶりで何度目かの春/ラジオで深まる沖縄/七年目の持ち物の話/沖縄を去る人の背中を見つめて/夏を好きでいたい/変わることと変わらないこと/山は尽きない、楽しみも尽きない/移住七年目のギフト/定点観察/猫の額ほどの芝生で/幸せな関係

    2026|本にまつわること/君はともだち ①/君はともだち ②/君はともだち ③/起伏のある街/日記をつけること/表現者になりたい/デイゴは噓をつかなかった/創作を真ん中に暮らしてみる

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