香川雅信氏(兵庫県立歴史博物館 学芸課長)が序文を寄稿!
「ただ楽しめばいいのだ。そこが〈妖怪〉というジャンルの、懐の深いところなのだから」(序文より)
2023年7月、テレビで紹介されるやいなや、妖怪好きたちの間で大きな話題となった「荒木家ばけもの絵巻」(筑前化物絵巻)。
福岡の旧家に眠っていたこの絵巻には、見たこともない40を超える化物たちが描かれていた。
彼らはいったい、ナニモノだろう?
知られた妖怪なのか。
未知の生物なのか。
古代に生きていた動物なのか。
それとも人々が見た不思議な現象なのか。
本書では、絵巻の全図をフルカラーで掲載。編著者BeːinG(びいいんぐ/はおまりこ・かわかみなおこ)によるあらすじや現代語訳、コラム、鼎談に加え、描かれた化物たちの正体を、怪談・伝承、妖怪、UMA、古生物学・自然科学などの視点から、一体ずつ考察する。
監修は、民俗学の立場から妖怪を研究する「妖怪博士」の香川雅信氏。序文収録!
編著/ BeːinG(びいいんぐ)
ヒトのいとなみに寄り添い、世の中の不思議を愛する、はおまりこ・かわかみなおこによる編集ユニット。さまざまな怪異をテーマに執筆・編集・ZINE制作を行う。
怪談師・怪談妖怪伝承収集家。デザイン事務所Mujina:art代表。
文筆家、ZINE編集者。食のZINE『mg.』等も制作。
ホラー作家
神奈川県生まれ。作家。2006年「夜は一緒に散歩しよ」で第1回「幽」怪談文学賞長編部門大賞を受賞しデビュー。著書に『実話怪談 黒異譚』『ムー民俗奇譚 妖怪補遺々々』『幽霊詐欺師ミチヲ』『川崎怪談』『SCPハンター シャイガイを確保せよ!』など多数。
古生物学者
山梨県生まれ。和歌山県有田川町地域プロジェクトマネージャー、京都精華大学非常勤講師。理学博士(地質・古生物学)。化石を活用した地域振興、古文献に残された絶滅生物や化石記録の研究をしている。著書に『古生物学者、妖怪を掘る 鵺の正体、鬼の真実』など。
UMA研究家
茨城県生まれ。テレビ番組や自身のYouTubeチャンネルを通じて国内外のUMA(未確認生物)情報を発信するほか、作家・脚本家としても幅広く活動。デビュー作『初恋芸人』はドラマ化・映画化された。著書に『となりのUMAランド 写真で見る未確認生物図鑑』など。
妖怪文化研究家
京都府生まれ。学生時代より妖怪を文化資源とした地域振興に取り組み、妖怪仮装行列を企画。現在は妖怪文化の研究を軸に、造形制作やイベント企画、執筆などを行い、日本の妖怪文化の魅力を海外へ発信している。著書に『きみのとなりにいる リアル妖怪図鑑』。
兵庫県立歴史博物館 学芸課長
香川県生まれ。1999年、大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。2006年、博士(学術、総合研究大学院大学)。現在、兵庫県立歴史博物館学芸課長。著書に『江戸の妖怪革命』(角川ソフィア文庫)、『図説 日本妖怪史』(河出書房新社)、『妖怪を名づける 鬼魅の名は』(吉川弘文館)などがある。