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ばけものはナニモノか 「荒木家ばけもの絵巻」を妖怪・UMA・古生物・怪談から読む

  • A-17 (評論・研究|文化研究)
  • ばけものはなにものか あらきけばけものえまきをようかい・ゆーま・こせいぶつ・かいだんからよむ
  • はおまりこ、かわかみなおこ、黒史郎、荻野慎諧、中沢健、河野隼也
  • 書籍|B5
  • 256ページ
  • https://www.hanmoto.com/bd/is…
  • 2026/10/9(金)発行
  • 香川雅信氏(兵庫県立歴史博物館 学芸課長)が序文を寄稿!
    「ただ楽しめばいいのだ。そこが〈妖怪〉というジャンルの、懐の深いところなのだから」(序文より)

    2023年7月、テレビで紹介されるやいなや、妖怪好きたちの間で大きな話題となった「荒木家ばけもの絵巻」(筑前化物絵巻)。

    福岡の旧家に眠っていたこの絵巻には、見たこともない40を超える化物たちが描かれていた。

    彼らはいったい、ナニモノだろう?

    知られた妖怪なのか。
    未知の生物なのか。
    古代に生きていた動物なのか。
    それとも人々が見た不思議な現象なのか。

    本書では、絵巻の全図をフルカラーで掲載。編著者BeːinG(びいいんぐ/はおまりこ・かわかみなおこ)によるあらすじや現代語訳、コラム、鼎談に加え、描かれた化物たちの正体を、怪談・伝承、妖怪、UMA、古生物学・自然科学などの視点から、一体ずつ考察する。
    監修は、民俗学の立場から妖怪を研究する「妖怪博士」の香川雅信氏。序文収録!

    ⦅考察執筆者⦆
    ●ホラー作家 黒 史郎氏【怪談・伝承担当】
    大量の民俗資料から知られざる伝承を発掘し、化物の正体と照らし合わせる。

    ●古生物学者 荻野 慎諧氏【古生物学・自然科学担当】
    鵺=レッサーパンダ説を提唱したことでもおなじみ。化物を自然科学の視点で読み解く。

    ●UMA研究家 中沢 健氏【UMA担当】
    UMA(未確認生物)研究の第一人者。目撃譚として描かれた絵巻をUMAの角度から斬る。

    ●妖怪文化研究家 河野 隼也氏【妖怪担当】
    妖怪の伝承や妖怪画の図像的な観点から、化物の可能性を広げていく。

    【目 次】
    ○序文 香川雅信 ○はじめに ○BeːinGとは/本書について/先生方紹介
    ○「荒木家ばけもの絵巻」とは ○ばけもの出現マップ
    ○荒木家ばけもの絵巻 化物画図+あらすじ+考察
    巨大カタツムリ/銭蛇/一つ目ビームの異獣/古墳の牛声異獣/チョコサイ・チョコ/萑蟹・ヨウフク/綱切イカ/異形の海女/マムシ喰らいの異獣/オメフグ/琵琶湖の異獣/天狗渡り/山黒様/洞窟の異人/酒盗鳥/白スッポンもどき/煙男/和合神/海象・サギリ/海獣と白幣/怨みの鶏人間/異蛇退治の忠犬/渋紙もどき/袖引きの怪/怪しき若様/震鳥/青蝶もどき/蝦蟇似の源水/鷺男惣介/天狸/米搗/小金山の異獣/天罰の吸血怪獣/蟹男/異形の旅僧/星蝙蝠/化物一家/禁狐/トロツクトン狐/生の松原の狸/聖福寺仙厓禅師の鷽の讃
    ○化物をめぐるクロスオーバー鼎談
    ○荒木家インタビュー
    ○縮図全図+現代語訳
    ○参考文献 ○協力機関・協力者一覧 ○編著者あとがき
    絵巻撮影=金山フヒト(Xallarap)

    【著者紹介】

    はおまりこ(BeːinG)   (編著)

    編著/ BeːinG(びいいんぐ) 
    ヒトのいとなみに寄り添い、世の中の不思議を愛する、はおまりこ・かわかみなおこによる編集ユニット。さまざまな怪異をテーマに執筆・編集・ZINE制作を行う。

    怪談師・怪談妖怪伝承収集家。デザイン事務所Mujina:art代表。

    かわかみなおこ(BeːinG)  (編著)

    文筆家、ZINE編集者。食のZINE『mg.』等も制作。

    黒 史郎  (クロ シロウ)  (著)

    ホラー作家
    神奈川県生まれ。作家。2006年「夜は一緒に散歩しよ」で第1回「幽」怪談文学賞長編部門大賞を受賞しデビュー。著書に『実話怪談 黒異譚』『ムー民俗奇譚 妖怪補遺々々』『幽霊詐欺師ミチヲ』『川崎怪談』『SCPハンター シャイガイを確保せよ!』など多数。

    荻野 慎諧  (オギノ シンカイ)  (著)

    古生物学者
    山梨県生まれ。和歌山県有田川町地域プロジェクトマネージャー、京都精華大学非常勤講師。理学博士(地質・古生物学)。化石を活用した地域振興、古文献に残された絶滅生物や化石記録の研究をしている。著書に『古生物学者、妖怪を掘る 鵺の正体、鬼の真実』など。

    中沢 健  (ナカザワ タケシ)  (著)

    UMA研究家
    茨城県生まれ。テレビ番組や自身のYouTubeチャンネルを通じて国内外のUMA(未確認生物)情報を発信するほか、作家・脚本家としても幅広く活動。デビュー作『初恋芸人』はドラマ化・映画化された。著書に『となりのUMAランド 写真で見る未確認生物図鑑』など。

    河野 隼也  (コウノ ジュンヤ)  (著)

    妖怪文化研究家
    京都府生まれ。学生時代より妖怪を文化資源とした地域振興に取り組み、妖怪仮装行列を企画。現在は妖怪文化の研究を軸に、造形制作やイベント企画、執筆などを行い、日本の妖怪文化の魅力を海外へ発信している。著書に『きみのとなりにいる リアル妖怪図鑑』。

    香川 雅信  (カガワ マサノブ)  (監修)

    兵庫県立歴史博物館 学芸課長
    香川県生まれ。1999年、大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。2006年、博士(学術、総合研究大学院大学)。現在、兵庫県立歴史博物館学芸課長。著書に『江戸の妖怪革命』(角川ソフィア文庫)、『図説 日本妖怪史』(河出書房新社)、『妖怪を名づける 鬼魅の名は』(吉川弘文館)などがある。

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