小学三年生から十年間書き続けた日記を、一冊のZINEにまとめようとする大学生の宮下知華(みやしたともか)。表紙のヒントを探して訪れた「あやめ書店」で、知華はかつての担任・あやめ先生と再会する。
子どもの頃に交わした一つの言葉、十年分の日記、そして文学フリマへ――。
「先生の記憶」と「生徒の記憶」が静かに重なり合う、書くことと受け継がれる言葉を描いた連作短編。
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