来い…!
わたしは大いに期待していた。スマホの画面を眺めながら、そこに映っているたくさんのトークルームのなかで、新規メッセージが来たという通知が来るのを、今か今かと待っていた。
わたしと夫シンシンが初めて出会ったのは、今どきといえば今どきの、マッチングアプリでのことだった。
シンシンは否定しているが、わたしの記憶が正しければ、わたし達が初めて「繋がった」のは、出来立ての通話機能の悪戯からである。近くにいて通話したい者同士がランダムに繋がるとい
う、AIの神の戯れ。
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