美術予備校に通う男子高校生ーー岩倉碧(いわくらあおい)は、父親の再婚とともにできた新しい家族の存在に戸惑っていた。
特に、6歳の幼児である陸(りく)のかんしゃくは凄まじく、拒否感が募るばかりだ。
そんな中、『こども絵画教室』に同行することになってしまった碧だったが、絵を描くことを通して陸への想いに変化が生じてゆく。
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