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中国貨車論叢

  • Fホール(2F) | オ-20 (評論|社会批評)
  • ちゅうごくかしゃろんそう
  • 中国貨車研究会
  • 書籍|B5
  • 700円
  • 2011/8/14(日)発行
  • 【白地に黒文字、裏表紙は「此罐出售」】 60頁
    本書籍は 「中国を貨車から読み解く」 をコンセプトとして、 従来の鉄道書籍では省みられることの少なかった「貨車」、あるいは 「鉄道車輌輸出契約統計」という観点から、戦後の日中関係を 解き明かすことを試みました。内容が若干とっつきづらい内容となっていますが、現在の日中関係を考える上で 有用になる内容を詰め込んでいます。

    (1) 中国貨車総覧
     中国国鉄で使用される主要貨車形式についてまとめています。
     ほぼ全車種を 自らの手で撮影し、簡単な解説を付けています。

    (2) 中国向鉄道車両輸出の戦後史
     戦後 中国向けに輸出された鉄道車両(部品)の契約額統計を基に、その時代背景と主要車両を取り上げています。一番有名なのは CRH2(南車四方/川重)ですが、これ以外にも 色々な車両が存在しており、また近年の急激な鉄道部品輸出高の増加傾向を分析し、それから 対中ODAに対する総括も行っております。

    (3) 大連甘井子埠頭の川崎車輌製電気機関車と桟橋電車
     遼寧省大連市は 日系企業が多く進出し、戦前より日本との結び付きが強い都市ですが、2009年まで 日本製の電気機関車や、「桟橋電車」なる車両が使用されていたことは意外に知られていません。偶然発見した電気機関車を基に、各種資料を用いて その来歴と現状を調査したものです。

    (4) 北朝鮮の「100トン重貨車」を検証する
     かつて 金日成が「談話」で量産を指示した「100トン重貨車」とは何なのか? という疑問を、「現代コリア」 の荒木和博氏も、「将軍様の鉄道」の 国分隼人氏も着目しなかった、日中ソそれぞれの時代背景、車両技術面などの観点から検証したものです。

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